頂く下さいを漢字で書く言い回し

●“頂く”と“いただく”の違い
「お茶を頂く」「食事を頂く」など動詞としての役割、食べる、飲むの謙譲語として使う場合は漢字の“頂く”を用います。
一方、「ご覧いただく」「お越しいただく」など補助動詞の役割、「~してもらう」の尊敬語として使う場合はひら仮名の“いただく”を用います。

●“下さい”と“ください”の違い
「このリンゴを下さい」「この資料を下さい」など“ちょうだい“という意味の動詞として使う場合は漢字の“下さい”を用います。
一方、「電車でお越しください」「ご了承ください」など相手の動作に対してお願いをする補助動詞として使う場合はひら仮名の“ください”を用います。